自動車補修用コンピューター調色システム『AI カラーシステム™』
- メカドル FAN SITE 管理人
- 2022年9月10日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年9月11日
みなさん、こんにちは!
今回はメカドルゆきさんが審査員を務めていた整備事業者アワード2022の受賞企業、岐阜県高山市の「タカバン」さんの工場に導入されているAI調色システムのご紹介をさせてもらいます。(^o^)
メカドルゆきさんの工場レポート動画
女性も活躍する最新水性塗装ブース完備!アワード受賞企業の最新工場レポ!
AIが塗料を調色!?と驚いてしまいますが、職人技だった調色も、今ではAIが判断する時代になっているそうです (*_*)


最近の調色は職人がいらないの?とメカドルゆきさんも驚き!





調色は職人の腕の見せ所だったのですが、AI調色機を導入することで新人でもすぐに戦力として仕事に取り組むことができるそうです。


塗装職人は、メーカー指定の色にしても、年数とか太陽光で劣化しているので、クルマの色も変わっているから、10年ぐらいしないと一人前にならないというイメージが多いですよね。


即戦力にならなくて下積みが長いから、給料も少ないんだろうなと思っちゃう、とメカドルゆきさん。
この業界には、見て覚えろという年代の方が多く、それがネックで仕事を辞めてしまう人が少なくないというのは残念なですね。






コンピューター調色システムの中から光を発光させてクルマのボディに当てて、色データを数値化して端末に送ることで、何十万ある色の中から一番近い配合が送られてくるそうで、びっくりですね。






しかもクルマに合わせた補正もしてくれる、勝手に色合わせをしてくれる機械です!





メカドルゆきさんの経験では、塗装でよく先輩に怒られるポイントは、「調色」と「パテの混ぜ方」の二つ。


メカドルゆきさんも過去に、これボディと同じ色に見えてるの?と先輩から怒られたことがあるそうです。




機械を活用することで、新人が作業に慣れる時間を短縮することができるので、人材育成としても重要なことなんですね。(^o^)




塗装は整備士より即戦力になるのに時間がかかると持っていたけど、調色システムとかがあるなら、整備の方がよっぽど即戦力にならないのかも。。




自動車補修用コンピューター調色システム『AI カラーシステム™』





機械学習(AI)を用いた新規検索エンジン搭載ソフト
市場で流通する自動車補修用コンピューター調色システムの多くが採用する特定計算式によるCCM(コンピューターカラーマッチング)ロジックと異なり、コンピューターが過去のビッグデータをもとにパターンや傾向を解析し、最適解を判断する業界初の画期的な新技術を採用しています。
新規検索エンジン搭載ソフトにより、調色精度は大幅に向上し、従来は困難であったメタリック塗色でのメタリック感の判別が可能となることで、調色工程における作業時間の大幅な削減を実現します。尚、本ソフトはインターネット回線を通じてお客様の「AI カラーシステム™」に配信されるため、従来ソフトをご使用のお客様もご利用が可能です。
最新のバージョンアップ
・色差レベルをランク表示して客観的に把握できる機能を追加して、
調色作業の標準化を図る。
・塗料の再作成や過去にさかのぼった配合登録などを連続で可能とし、
調色作業時間を短縮。
・多角度分光測色計「AIカラーセンサー」を小型軽量な最新機種に変更し
実車のボディカラーを測定する際の作業性を向上。
最新バージョンでは以下にも対応しています
・大型車補修を考慮した大容量の塗料計量
・オリジナル配合の保管に便利な配合データのラベル印刷
工場レポの続きはメカニック塾の動画でご覧ください。
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